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今年の夏はあまりいい天気が少なく、
雨が多く暑い日もあまりありませんでした。
しかし今頃(オーストラリアは秋)になって猛暑が戻ってきたような感じです。
今日はそんな暑い日でも散歩に出かけたんです。
いつもは川のほとりや川沿いの散歩コースを歩くんですが、
今日の気分で住宅地の中を歩くことにしたんです。
日本と違って大きな家が立ち並んでいる様はやはり外国を感じます。
しばらく歩くと程なく大きなお宅の前に出てきました。
道路沿いの大きな家なので当然門があって塀があります。
その塀は外からも中が見えるような開放感のあるものです。
お庭が広いので、塀から玄関までは離れています。
その玄関入り口に何か大きな動物がいるのが見えました。
ふとその動物に目をやった途端に、びっくり仰天心臓がパクパクでした。
何を隠そう、大きな虎が2頭こちらを向いて今にも飛んできそうだったんです。
頑丈な塀がしてあるので飛んできても襲われはしないだろうけど、なんと危険なこと!
だけどジ〜とよく見ると動いてない!
もしかして本物そっくりの虎?
この家の住人の好みか、防犯のために驚かせるためかはわかりませんが。
でも、夜の暗くなった時に見たら一瞬ドキッとしますね。
冷静に考えたらオーストラリアには虎はいません。
たとえこの国に虎がいたとして、ペットとして買いたくても国の許可がいります。
自然環境にはうるさい国なので色々と規則があります。
例えば日本では小鳥を飼うのに、小鳥の販売者さんが国の許可を取ることはありませんよね?
オーストラリアにはロリキートと言われるとても美しいオウム科の鳥がいます。
綺麗だからといって勝手に獲ってきてはいけません。
国から罰せられます。
自然の生態系を守るためなんです。
だけどどうしても欲しい人には開かれている道があるんです。
許可を受けている小鳥屋さんのところで買うことができます。
その時は、申し込み書類に色々と情報を書いて許可をもらえます。
許可されたロリキートには足に許可番号がついています。
もし他の人の目に触れて咎められたとしても、この許可番号を見せれば堂々と
しておれます。
このロリキートは本来は野生なんですが、日本の文鳥や十姉妹と同じように
雛の時から飼えばなつくんです。可愛いですよ。
この鳥はおうむ系なので、友人は話しかけて言葉を覚えさせていましたね。
いくつかの言葉を片言で喋る様子は可愛い。
名前をつけてやって「〇〇ちゃん、おいで」というと飛んでくる。
さらにお返事を教えてやって「〇〇ちゃん、おいで、お返事は?」というと「ハーイ」
もうどこでも連れて行きたいですね。
私が知っているのはこの鳥ですが、
オーストラリアにはもっとたくさんのペットが許可制かもしれません。
子犬も店頭販売は禁止です。子犬にストレスを与えるからという理由です。
本当に子犬が欲しい人は直接ブリーダーに行って買わなければいけません。
そして2ヶ月未満の子犬は売買してはいけないんです。
母犬の元をさるまでは、早く欲しくても我慢です。
可愛いコアラがあなたをお待ちしています。
オーストラリアの事なんでもお答えします。